2005年09月16日

急 告!〜大阪・十三映画館「第七藝術劇場」“休”館

ついさっき知ったのですが、大阪で良質な映画を数多く上映してきた、「ナナゲイ」こと、「第七藝術劇場」が経営サイドの都合によって、“休”館となるそうです。えぇ〜!!そんなん、聞いてないで!
どういう事やのん(怒)!!

 公式ページのBBSを読むと、スタッフの方々も余りに突然の“休”館通告に、当惑・反発・憤慨しておられるようです。利用者も同じ気持ちです。

 私は、ここで、映画「ノミソング」が上映されるという事だったので、その時行こうと思っていたのですが、今日が映画館「自体」の最終日やなんて!信じられへん!!

 間に合うかどうか、分かりませんが、私も出来れば最後に立ち会いたいと思います。ここで書いても余り効果は無いかもしれないが・・・。皆さん行ってあげて下さい。今夜限りです

 第七藝術劇場HP http://www.nanagei.com/
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2005年09月09日

理想的且つ正反対の生き方〜マザー・テレサの無私とレオノール・フィニの奢侈 U:「レオノール・フィニ」展

 「没後初の本格的回顧展」だそうですが。ん〜、人気ないんかいな?関西では。8/31〜9/11と期間短すぎ!@大丸ミュージアム・梅田です。

 えーと、とにかく観て下さい。職業を訊かれて「レオノール・フィニが私の職業」と言ったそうです。えぇ性格しとるなぁ〜。
 肖像画家から始まって、絵画は勿論、舞台美術や衣装も手がけ、魅力的な二人(同時進行で!)の男性を生涯の伴侶とし、パリの素敵な邸宅だけでなく、コルシカの孤島を買い取って別荘にし、自身も仮装が大好きでしばしば仮装パーティーを催し、やりたい放題の人生です。(険のある)美人ですから、許されるのでしょう。仕方ありません。

 私は、彼女のエロティックで静かで不思議な絵を観ていると、何故かホッとします。自分の内面と近しい物を感じるというか。やりたい放題の生き方にも憧れます。
 今、本当の意味で自由かつ奔放な生き方の出来る人はいないんじゃないかな。「本当の自由」を実践するには強い意志と才能と知恵が不可欠です。今の人には、それは無い。

 会合で出された、3ドルの飲み物に「高過ぎる!」とキレて組織を解散させたマザー・テレサにも、自分の為だけに豪奢な家具調度衣装を揃えて、王侯貴族のような生活を送ったレオノール・フィニ。この正反対な二人どちらにも、何故だか私は深く共感してしまうのです。

 とにかく、観て下さい。もし、彼女の絵を観て居心地が良いと思ったら、私は貴方と友達になれるかも知れません。
 大阪はこの日曜までですが、あと群馬(9/23〜)と名古屋(11/11〜)に巡回します。是非ご覧下さい。
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2005年09月08日

理想的且つ正反対の生き方〜マザー・テレサの無私とレオノール・フィニの奢侈 T:映画『マザー・テレサ』

 映画『マザー・テレサ』観て来ました。そして、余り日本では有名ではないかも知れませんが、レオノール・フィニ(シュルレアリスム画家)の展覧会も観て来ました。

 この二人の女性は、マザー・テレサが1910生−1997没、フィニが1907生−1996没と、同じ時代を生き、亡くなったのも殆ど同じ頃という共通点があります。

 しかし、全く正反対な人生を生きた二人です。が、どちらも私には理想的な生き方に思えます。

 まず「T」としてマザー・テレサの映画の方の感想を。

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posted by りうこ at 00:38| 大阪 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画評 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年09月05日

そごう心斎橋本店〜プレオープン報告

 宮沢りえちゃんが「こいさん」風の着物着て可愛らしいチラシが貼れませんでした。HPにも載ってません無念。
 そごうHP→ http://www2.sogo-gogo.com/usrinfo/shinsaibashi/

 9/7が本開店ですが、プレオープンの招待状貰ったので行って来ました。

 地下2階・地上14階で、閉店('00年末)前の面影は全然ありません。村野藤吾建築の、以前のそごうが私は好きだったのですが・・・。時代の流れですかね?少しだけでも前の雰囲気を残してくれてたら良かったのに。

 全体として、狙う客層は年齢・収入とも高め設定だと思います。売り場も商品の陳列も、他の百貨店に比べるとゆったりしてます。吹き抜けもあるし。ゆっくり見たい客にはいいと思いますが、その分、品数は限られる訳で、バイヤーの腕が問われるのではないかと。

 ギャル仕様の安めの服とかは置いてません。粗利が薄いので、当然ですね。あと、ハイヒールしか履かないワタクシとしては、いい絨毯使ってるようで、足が楽だったのがとても良かったです。

 ただ、紳士物が8Fワンフロアーだけなので、ちょっと手薄じゃないかと。「ライフスタイルに合わせた『男のクローゼット』」がコンセプトだそうですが、確かに、ワンフロアー全体が、クローゼットみたい。最近の男性はおしゃれになって来てるので、ん〜、どうでしょう?

 目新しいとこでは、12Fの「心斎橋筋商店街」。レトロなつくりで一坪ほどのお店が何軒だったんだろう?ゴチャゴチャ沢山あります。雑貨好きの人には楽しいのではないでしょうか。
 それから、14Fにはギャラリーと劇場が設けられています。米朝さんや春団治さんの落語会やら、クラシックのコンサートなど多彩な催しを企画しているようです。ミナミの文化を担っていこうという気概が感じられました

 食料品売り場は、大して目新しいトコは無かったと思います。イートイン(その場で食べられる簡易な食事処)が地下2Fにありましたが。梅田・阪神百貨店のイートインの「ちょっとお上品版(笑)」みたいな感じ。あ、ヤギの乳で出来たヨーグルト買おうと思ったのに忘れてしまった・・・。

 やっぱり、心斎橋大丸一軒だけだと、寂しかったので、私は大歓迎です。が、迎え撃つ大丸は、じっとしては居られないらしく、久しぶりに行くと、改装だらけ(笑)。私が贔屓にしているお茶の「つぼ市」も地下1Fから、地下2Fに移動してました。美味しいお茶を淹れてくれますよ〜。みなさん、休憩にでも行ってみて下さい。

 関西経済はパッとしませんが、百貨店は増床(阪急)・改装(大丸)・新装(そごう・数年後の梅田三越)と熾烈な戦争中です。お金のあるみなさ〜ん!どんどん行って、お金を落としてあげて下さい。百貨店はただの小売業ではなく、街の文化財でもあると私は思います。
posted by りうこ at 23:12| 大阪 ☁| Comment(2) | TrackBack(2) | イベント等 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年09月03日

優しくて寂しい中島潔の世界〜「中島潔が描くパリそして日本」

 9/1から大阪・阪神百貨店でやってます。私は金曜夜行って来ました。

 中島潔という名前を知らなくとも、「NHKみんなのうた」の印象的なイメージ画で、「あぁ、知ってる」という方が多いのではないでしょうか。観れば、すぐに分かります。

 私は彼の絵の中に殆ど書き込まれている、子犬「うめ吉」の大ファンで、関西で個展をされる時は、必ず行くようにしています。
 子犬の「うめ吉」は描かれてすぐ、その愛らしさから、ぬいぐるみになり爆発的に売れました。我が家のソファーにも今年21歳になる「ご長寿うめちゃん」が一匹おります。

 彼の絵は、どの絵にも自然が描き込まれ、とても繊細で美しく柔らかなタッチです。
 でも、どんなに明るい色彩の絵であっても、「寂しさ」が漂っています。それは、十代で最愛のお母さんを亡くされ、故郷を飛び出し、苦労した末、絵を独学で学んだという彼の生きて来た人生の反映でもあると思います。

 そんな彼が今回は、'03年、一年間パリに住み、日本と違って殆ど草木や自然の無いパリの裏町の貧しい人や風景を描いています。ご自身の言によれば「パリの人々を描いていても、どうしても自分の描く人間は日本人ぽくなってしまい、感じてもそれを表現出来ないのが非常にもどかしく苦痛だった」そうです。

 「思っている事をそのまま表現出来ないもどかしさ」という言葉はとても心に響きました。
ですが、絵を観ていると、「そうでもないんじゃないか?」という気がします。そこに描かれた人々は、決して日本人ではなく、といって、完全にパリジャン・パリジェンヌでもない。「中島潔の描くパリジャン・パリジェンヌ」がそこにあります。他の誰でも描けない、独自のものが。絵描きでも、評論家でもない自分が言うのも僭越ですが、それはそれでいい作品だと思いました。豊かでも華やかでもない、パリの裏通りの匂いがします。

 今日明日(9/3・4)、中島潔さん本人が来場され、サイン会があります。そして、何故か、個展も9/7迄と期間が非常に短いです(全国を巡回されるようですが)。もうちょっと、長くやってよ、阪神百貨店!!宣伝も足りてへんし。

 是非、梅田に行かれた際は、阪神百貨店8F催場で午後8時まで(最終日は4時まで)やってますので、お寄り下さい。優しくて寂しい気分が秋にぴったりです。パンフの表紙をUPしたかったのですが、出来ないので、↓でご覧下さい。

 http://www.hanshin.co.jp/depart/new/0508/nakashima/

 因みに、子犬の「うめ吉」の名前の「うめ」は、中島潔さんのお母さん「うめ子」さんから
来ているそうです。 
posted by りうこ at 22:51| 大阪 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 美術等 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年09月01日

ダメ出しビッグポルノ〜3人を叱る!(詳細別館にて)

 昨日、8/31大阪・日本橋にて「ビッグポルノ〜国立文楽劇場より愛をこめて」がありました。

 昨日帰ったのが遅かったので(終演22時頃)、書けませんでした。否、ハッキリ言います。つまんなかったので、書く気が起こりませんでした

 前回の一心寺シアター公演の焼き直しと言っても過言ではありません。また、たとえ初めて見た方でも大変つまらなかったというか、訳が分からなかったのではなかろうかと思います。

 内容殆ど同じやし(怒)!!

 それから、小学生以下のお子様を連れたバカ親多数。入場制限して下さい。以下別館! http://vivelavidaloca.blog9.fc2.com/
posted by りうこ at 20:08| 大阪 ☀| Comment(1) | TrackBack(0) | イベント等 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年08月18日

こんなに楽しい生地屋さん〜大阪戎橋 とらや

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 残暑御見舞申し上げます。家では皆様どのような服装で過ごされますか?

 うちの家は、親がクーラー大嫌いなので、今年は1日しか使ってません。省エネどころじゃないです。誰かに表彰して貰いたいくらいです。

 私はダラっとした性格なので「服装だけはダラっとせんとこう」と自戒してTシャツにジーンズでおりましたが、流石に、この天然ミストサウナ状態の大阪、死んでしまいそうです。

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posted by りうこ at 21:31| 大阪 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 雑記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年08月17日

全然狂人じゃないヒトラー『ヒトラー〜最後の12日間』〜戦後60年 T

 戦後60年という事で色々催しや企画がされてます。私も、守備範囲の美術展と映画を観て来ました。で、観たのはいいが、書く気がどうしても起こらず、資料が一杯溜まってます。やはり、映像の力は絶大です。今観て来て興奮してます。で、第一弾。

 断っておきますが、上の題名は、この映画で描かれたヒトラー像が真実に近いのであれば、です。
 そして、勿論、彼のした事が許される訳でもありません。

 凄い映画でした。ほんでもって長い(と感じた)。

 それにしても、(パルチザンに銃殺されたムッソリーニは別として)どうしてヒトラーとその部下は、全員じゃないにしても自ら決然と死を選び、我がヒロヒト天皇及びその臣は生き延びたのでしょうか??

 こちらは、レイアウトが長文に向きません。読みにくいので、別館へ。↓
 http://vivelavidaloca.blog9.fc2.com/
posted by りうこ at 23:07| 大阪 ☀| Comment(0) | TrackBack(1) | 映画評 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年08月03日

樋 口 一 葉 リ タ ー ン ズ T〜「 に ご り え 」 

 眠れない夜はどうされてますか? 私はラジオ深夜便を聞いてる事が多いです。

 で、7/26(25時から毎晩一時間×3日)3夜連続で樋口一葉の「にごりえ」を女性アナウンサーの一人朗読でやってました。たまたま第一夜を聞いてしまったばっかりに、続き物だと後が気になる難儀な性分で、3夜連続で毎夜深夜26時(=2時)まで聞いてしまいました・・・orz。勿論、睡眠不足です。

 いやぁ、凄かった…。登場人物の台詞部分以外は擬古文で書かれてて、非常に聞き(読み)辛いのですが、是非読んで欲しい。もし文楽好きな方なら、難なく読めます。
 特に未婚女性に読んで欲しい。身に詰まされます。既婚女性だと、かなり感じ方が我々「負け犬」(古っ!)とは違うと思います。でも、男性と既婚女性の感想聞いてみたい気もする。

 貧乏の中で育ち、両親を早くに亡くして、酌婦(って分かります?)になった少女「お力(りき)」が主人公。男を手玉にとり、情の無い女だと思われている。でもそれは表面だけ。
 読んで頂きたいので詳しくは書きませんが、貧乏に苦しめられる人生と、現代の未婚女性にも通じる「女性の生き辛さ」が、お力の心情描写で活き活きこちらに伝わってきます

 ラストの〆方も、絶妙。凄い書き手だなぁ、一葉って。

 セックス描写(行為は細密、心理は雑く(笑))と、浅〜〜い人物描写・人物表現しか出来ない、昨今の女流作家の皆々様、今一度、樋口一葉の作品を読み直し、どうか己の才能の無さにお気付きになり、発奮猛勉強し直して、これを越える作品を残すか、いっそ潔く筆を折って下さいまし。後者の方が多いかと存じます。貴女方の書いている文章は小説と呼ぶに値しません。(もう、名前挙げたくて仕方が無いですが、止めときます) 
 私は勿論、自分の才能の無さを自覚しておりますから、小説を書こう等という、不逞な野心は起したりしません。

 最後に印象深かったお力の言葉を。(表記を直し、()内は分かり易くする為補っています)

−身を固めようと考える事もござんすけれど、それが私には出来ませぬ。
 …このようなやくざ(な女)を女房にと言うて下さる方もある。(女房に)持たれたら
 嬉しいか、添うたら本望か、それが私には分かりませぬ。
 …私は貴方が好きで…一日お目にかからねば、恋しい程なれど、「奥様に」と言うて下
 されたらどうでござんしょうか。(女房に)持たれるは嫌なり。
 (でも、)他所ながらは(=離れていれば)慕わしい。

 私は、「お力」だ。
posted by りうこ at 21:57| 大阪 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 書評の振りして。 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年07月27日

悲しくてやり切れない。岡八郎さん死去。

 岡八「朗」さんと改名されてたようですが、敢えてあの頃の表記(岡八「郎」)で。

 小中学生の頃の土曜、学校から帰り、TVの「吉本新喜劇」を、毎週ご飯を食べつつ見るのが楽しみだった思い出のある世代の人間からすると、悲しいニュースです。

 毎週毎週同じネタなのに、「あっ、ここで(ギャグ)来るぞ」と待ち構えて大笑いしてました。多分今の自分の人格の一部を形成したのはこの頃の「吉本新喜劇」ではないかな。

 岡八郎、花紀京、船場太郎(は余り好きじゃなかったな(笑))、木村進、桑原和男、池乃めだか・・・。桑原さんとめだかさんは、今でも残ってるだけ凄いのかな。

 壮絶な「いかにも芸人」な人生を歩まれたようで、NHKで復帰のドキュメンタリーやってるのを見て痛々しかったですが、立ち直られて良かったなぁと、思っていましたが。

 父と同い年だったというのもやり切れない一因かな。あなたのギャグ凄く面白かったですよ、はっちゃん!どうもありがとう。おやすみなさい。
posted by りうこ at 00:42| 大阪 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 雑記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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