2005年09月09日

理想的且つ正反対の生き方〜マザー・テレサの無私とレオノール・フィニの奢侈 U:「レオノール・フィニ」展

 「没後初の本格的回顧展」だそうですが。ん〜、人気ないんかいな?関西では。8/31〜9/11と期間短すぎ!@大丸ミュージアム・梅田です。

 えーと、とにかく観て下さい。職業を訊かれて「レオノール・フィニが私の職業」と言ったそうです。えぇ性格しとるなぁ〜。
 肖像画家から始まって、絵画は勿論、舞台美術や衣装も手がけ、魅力的な二人(同時進行で!)の男性を生涯の伴侶とし、パリの素敵な邸宅だけでなく、コルシカの孤島を買い取って別荘にし、自身も仮装が大好きでしばしば仮装パーティーを催し、やりたい放題の人生です。(険のある)美人ですから、許されるのでしょう。仕方ありません。

 私は、彼女のエロティックで静かで不思議な絵を観ていると、何故かホッとします。自分の内面と近しい物を感じるというか。やりたい放題の生き方にも憧れます。
 今、本当の意味で自由かつ奔放な生き方の出来る人はいないんじゃないかな。「本当の自由」を実践するには強い意志と才能と知恵が不可欠です。今の人には、それは無い。

 会合で出された、3ドルの飲み物に「高過ぎる!」とキレて組織を解散させたマザー・テレサにも、自分の為だけに豪奢な家具調度衣装を揃えて、王侯貴族のような生活を送ったレオノール・フィニ。この正反対な二人どちらにも、何故だか私は深く共感してしまうのです。

 とにかく、観て下さい。もし、彼女の絵を観て居心地が良いと思ったら、私は貴方と友達になれるかも知れません。
 大阪はこの日曜までですが、あと群馬(9/23〜)と名古屋(11/11〜)に巡回します。是非ご覧下さい。
posted by りうこ at 23:52| 大阪 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 美術等 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:


この記事へのトラックバック
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。