2005年06月06日

一泊二日で心なんか洗えるかい〜 高野山体験記 V 写経・精進料理・旨いモン・お土産等

 あまり、実のある事書いてないです、我ながら。体験記最終です。

●「写経」などというものをやってみる。

 各宿坊でも受け付けていますが、私は金剛峰寺近くの「大師教会」でやってみました。午後3時半過ぎに申し込んだのですが、「う〜ん4時半までなんですが、書き終えるかなぁ」と受付の若いお坊さん。「へ?280字弱なのに1時間もかかるんですか?」と訊くと、「二時間かかる人もいますねぇ」との事。えええ?
 まず部屋の入り口で手に練り香を擦込み、薄く般若心経の文字が印刷された紙を筆ペンで上からなぞって書いていきます。・・・・・自分でも息を詰めて真剣に書いていたようで、書き終えて時計を見ると4時20分!そんなにかかったのか!!一字一字心を込めて書けば、確かに二時間かかる事もあるだろう。何事もやってみなけりゃ分からないという、良い例です。
 奉納料1000円で、奥の院の御廟に納めてくれるそうなので、お願いしました。

 あと、高野山では「阿字観」という修行の体験も行ってます。これは梵字の「阿」の字を前に座って瞑想するのだとか。「禅」と似てますが、禅が心を無にするのとは逆に、心の中にこの「阿」の字をイメージし、これをどんどん膨らませて行くので、「禅とは根本的に違う」そうです。これは、やってないのでそう言われてもイマイチ違いが分からない(笑)。
 毎月第二土曜日に参加費1000円で、金剛峰寺で阿字観道場というのをやってます。是非次回やってみたいです(予約制のようです)。

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●精進料理

 高野山といえば精進料理。宿坊では本当の簡素を味わう代わりに、昼は豪勢に!とか思って、一日目、観光協会で昼食の斡旋をしてもらいました。「2700円、3700円、5300円の3種類ありますがどれにします?」え〜!結構高いねんなぁと思いつつ、写真を見ると2700円のは余りに品数が少ないので、3700円のを申し込み。
 紹介された宿坊「大円院」で割と広い一室に案内され、お膳が運ばれて来ました(写真左)。
 煮炊き物は確かに美味しいのですが、精進揚げ(天ぷら)が冷めてる!これは大きな失点です。紙鍋の白味噌鍋(豆腐・白菜・エノキ茸等)は美味しかった。

 で、二日目、「値段の割りにイマイチやったなぁ」と思ったので、普通の土産物屋さんの二階で、ありきたりの「精進定食(1575円)」(写真中央)を頼んだところ、これは当り!天麩羅も温かく、炊き合わせも美味しい。馬鹿にしてすみませんでした。合格です。パンフによれば「とうふグルメ(要予約)」というコースで同値段で美味しそうなのがありました。「総本山金剛峰寺御用達 中本名玉堂」というお店です。今度はそれを食べてみたい。

 そして、食べ物に意地汚いワタクシはもう一軒早めの夕食に行きました。バス停「千手院橋」下車徒歩3分の「中央食堂 さんぼう」というお店で、「精進花篭弁当(2100円)」(写真左)を注文しました。生麩をあげて田楽にしたのが特に美味しかったです。が、ただ、難点を言うと、炊き物の味付けが濃過ぎる。2100円はちょっと高いかなぁ、という感じです。ただ、高野山にはない、ちょっとしゃれたお店なので、若い女性には喜ばれるかと。この店は不定休なので、開いてない時もあります。

● お 土 産
 高野山といえば、やはり、「高野豆腐」「ごま豆腐」「生麩」などの精進料理の定番食材でしょう。「高野豆腐」は絹ごし豆腐を使ってるので、非常に舌当たりが滑らかで美味です。軽くて日持ちするので、よそにあげる分には適してるのではないでしょうか。

 生麩は「麩善」の季節の生麩(今は新緑のかえでの形と色)が美味しいです。生なので日持ちがしませんから、自宅用。油で揚げて薄めの甘辛いだしで軽く炊くと、見た目も美しく、美味です。生麩を使って中にこしあんを入れた「笹巻きあんぷ」も購入しましたが、こちらは、京都麩嘉の麩まんじゅうのほうが美味な気が。

 それより、ごま豆腐ですよ!ごま豆腐!! スーパーで、買ったごま豆腐で、「ごま豆腐=あまし旨くない」と固定観念持ってませんか?私は、高野山で「ごま豆腐開眼」しましたよ!
 高野山のごま豆腐屋さんは、「角濱ごまどうふ総本舗」「森下商店総本舗」が代表的です。で、食べ比べるため、両方買って帰りました。「森下」の方は一番繁華街にあり、そこで(アルミパック・真空パックではない)生のごま豆腐が買えるのですが、「角濱」の生ごま豆腐は、かなりはずれ(バス停愛宕前を少し南へ)の本店にしかありません。他は全部土産物屋でアルミパック(これはお勧めしません)です。でも、本店では注文してから入れ物に入れてくれます。
 判定→「森下」すこし柔らかめ、あっさり。「角濱」ちょっとしっかり。コクがある。で「角濱」の「生」を強くお勧めします(ただ、その日か次の日ぐらいしか日持ちしません。自宅用ですね。)

● そ の 他 〜 高野山で出会った変で素敵なマダムのいる喫茶店と面白看板

 バス停千手院橋のある交差点近くに「cafe de lotus」という、高野山という雰囲気から、白と赤の外観で余りに「浮いている」可愛い目のカフェがあります。
 一日目は閉まってたのですが、二日目は開いてたので行ってみました。
 ここはママさんが一人で切り盛りしている小さな喫茶店なのですが、外観とは打って変わり、内装はエスニック調+ヨーロッパ調で不思議な空間です。私が行った時はカップルが居ただけなので、彼らと色々その人達と話してはりました。30代後半でアメリカに渡り、色々経験した事、人生の話、「男は外人に限る!」とか(笑)。
 で、そこに、かなり場違いなおば様集団が入ってきて、コーヒーを残してすぐ帰りました。
するとかなりママさんご立腹。「うちのは濃いから、味の分かる人しかアカンねん。味の分からん客は来て欲しないわ!」・・・・・。ハーブティとケーキにしといて良かった。あ、ハーブティはかなり飲みやすく美味しかったですよ。念の為。ケーキも。

 ママさんの気に入る客だとかなり饒舌に面白い話をしてくれます。勇気と人扱いの上手い方行ってみて下さい。ママさんと波長が合えばかなり楽しいと思います。私は、先客のカップルに感謝です。私一人だったら、居心地悪かったろうなぁ(笑)。

 あと、少し外れに面白看板見つけました。下の写真。見えますでしょうか?
 「人の悪を取り除く イエス・キリスト」と書いてます。
 ここ、高野山やし〜。この場違いな勇気に感心して写してきました。
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 参 考:角濱ごまどうふ総本舗 高野町大字高野山262 電話0736-56-2336
posted by りうこ at 23:00| 大阪 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | イベント等 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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